2024.04.19
【スキンケアの歴史 Vol.12】こすらない○○がトレンドの今、思うこと
皆さまこんにちは!広報室のサエです。
少し前から「こすらずに○○ができる」といった化粧品のアピールポイントを押し出すCMや商品が増えてきたなーと感じています。
37年前の創業当初から、皮膚(肌ではなくあえて皮膚といいます)のことをとても大切に考えてきた私たちは
① こする
② ひっぱる
③ 塗り込む
④ パッティング
これらを「4つのNG」としてお伝えしてきました。
(4つのNGについては こちら をご覧ください♪)
なぜいまここにきて「こすらない」ことが注目されているのでしょうか(´・ω・)
数年続いたマスク生活によって、摩擦で肌荒れした人が多かったから?
ピーリングなど、ターンオーバーを早く促す化粧品を日常的に使う人が増えたから?
ホントかウソか分からない美容情報があふれていて自己流の肌の触れ方になっているから?
私が個人的に思いあたるのはこのあたりでしょうか。
友人と情報交換をしたり見ていると今の肌状態に合わない化粧品を使っていたり、メイクには時間をかけるのにスキンケアでは肌を乱暴に扱っていたり。
言葉通り私たちの「顔」の大部分である「皮膚」を大切に扱って欲しいなーと思い、ついつい熱く語ってしまいます。
その時に必ず伝えるのは「こすらない」こと。
化粧品の考え方は色々あると思いますが、皮膚の構造は昔も今も、基本的には「全員一緒」です。
皮膚をこすると角層がはがれる
うるおいをキープするのは角層
角層がはがれると乾燥やキメの乱れなど、様々な肌トラブルが誘発される
「こする」ということはこのループを自ら生み出しているようなもの。
だから、私たちフェースは、こすらなくても汚れをオフできるクレンジングや洗顔を生み出し、塗り込んだりパッティングしなくても浸透※するスキンケアを提案してきたんです。
※角層まで
きっとたくさんの人が化粧品を使うのは "皮膚をキレイにしたい"から。
今一度伝えますが「皮膚の構造は昔も今も変わらない」
皮膚の触り方は絶対にトレンドに左右されてはいけません。
そんな事を、お客さまの肌に触れる機会が多い私たちから伝えていきたいと思います('ω')ノ
今回はいつもと違う感じのコラムでしたね...
最後までお読みいただきありがとうございます!
また次回お会いしましょうー('ω')ノ
次回は5月24日更新予定です!